MUJI room SAKAMOTOYA編 - 親子3人で過ごす吉野の静かな時間
2026.09.17

全国に6施設展開する「無印良品の宿」に宿泊いただき、その体験をじっくり語っていただく宿泊モニター企画。400名を超えるご応募の中から抽選でご縁をいただいたお客様を、各施設1組ずつお迎えしていきます。第1弾、奈良県・吉野山にある「MUJI room SAKAMOTOYA」へお越しくださったのは、三重県にお住まいのお客様です。ご両親との親子3人旅について、お話を伺いました。
*ここからはご本人の目線にてレポートをお届けします
「親子でゆっくり過ごしたい」と応募
もともと無印良品のカレーやスキンケア商品を愛用していて、Instagramをフォローしていたところ、店舗だけでなく宿泊施設も展開されていることを知りました。「いつか泊まってみたい」と思っていたタイミングでモニター募集があったので、思いきって応募しました。奈良県のMUJI room SAKAMOTOYAを選んだのは、お寺や神社を巡るのが好きだからです。
今回モニターとして宿泊できることになり、迷わず両親を誘いました。普段は祖母の介護などもあり、家族みんなが慌ただしく過ごしているので、久しぶりに親子3人でゆっくりできる時間を持ちたくて。
親子3人旅のご様子
チェックイン前に吉野散策
吉野へは、三重県の自宅から自家用車で約2時間半。到着後、まずは金峯山寺をゆっくり参拝しました。私の神社仏閣好きは両親譲りで、「吉野に行くなら、金峯山寺の蔵王堂を拝観しよう」と3人で楽しみにしていたんです。その圧倒的な迫力には驚きました。
金峯山寺へ到着
金峯山寺 蔵王堂の前で
そのあと参加したのが、MUJI roomが紹介している地域体験プログラム「吉野の木の文化に触れるツアー」です。杉やヒノキなどの名産地である吉野で、良質な木材がどう育ち活用されているのかを、製材所や酒蔵を巡って案内してもらいました。
製材所では、入った瞬間に木の香りに包まれましたね。大きな丸太やたくさんの機械が並んでいて、初めての光景に圧倒されました。木を運んで、切って、削って、磨いて……普段何気なく使っている木製の家具や小物の裏側に、こんなに多くの手仕事があるんだと知って、ものづくりへの見方が変わった気がします。
酒蔵で、木桶仕込みの日本酒を試飲させてもらったのも楽しかったですね。同じ原料でも季節によって味が変わることや、銘柄ごとに個性が違うことなど、造り手さんが楽しそうに話してくださったのが印象的でした。
案内してくださった吉野中央木材の吉川さんと
木材がどこで使われるのか、家族で興味津々
美吉野醸造の杜氏さんと
試飲ができる直売所
静かな客室で、心がほどける時間
夕方、MUJI room SAKAMOTOYAへチェックイン。私たちは1階のtype Aに泊まりました。
夕食までの時間は、あえてどこにも出かけずお部屋でのんびり。私はダイニングテーブルでゆっくり日記を書き、父は読書、母は横になってリラックスしていました。アメニティの黒豆茶を淹れて、アロマディフューザーでひのきの香りを楽しみながら。
MUJI roomの客室には、テレビも電話も時計もないんですよね。その静けさがとても心地よかった。普段はスマートフォンやテレビなどのデジタル機器に囲まれた生活を送っていますが、それらから離れるだけで、こんなにゆっくり休めるんだと実感しました。
客室のほかにも、広々としたお風呂がとてもよかったです。
昭和初期のレトロなデザインが残るタイル張りの浴場で、初めてなのに懐かしさがありました。大きな湯船にゆっくり浸かると、一日の疲れがすっとほどけていくよう。バスアメニティはすべて無印良品の商品なので安心して使えましたし、父も「このシャンプーどこで買えるかな」と気に入った様子でした。
木に囲まれて、1日を振り返る
お茶を淹れてくつろぐ両親
青いタイルや花模様がかわいい浴室
人生でいちばんおいしい山菜料理
夕食は、MUJI roomで「釜飯御膳」と「葛うどんセット」をいただきました。これがもう、どちらも心にしみわたるほどおいしかったです。特に山菜の釜飯が感動的で。もともと山菜が好きなのですが、こんなにおいしい山菜料理を食べたのは初めてです。
翌朝の朝食では、ちょうど窓の外に雲海が広がっていました。
新緑の山々と、その間にたなびく霧。全面ガラス張りのダイニングで、そんな幻想的な景色を独り占めしました。吉野は桜が有名と聞きますが、正直こちらの方がすごいんじゃないかと思ったくらい。いただいた和朝食も洋食プレートも、景色に負けないくらいおいしかったです。
両親とは同居しているので、自宅でも一緒に食事していますが、こんな風に料理をシェアして盛り上がったり、「食べ終わりたくないね」と顔を見合わせたり、景色とともに味わったりするのは旅先ならではの楽しみでした。
旅の目的にしたいほど感動した山菜の釜飯
雨上がりの朝に見えた雲海
豪華さに驚いた和朝食
洋朝食は、葛酵母を使ったトースト
宿泊体験を終えて
今回の旅では、宿だけでなく、吉野という地域そのものを楽しむことができました。木々が育つ山があり、それを加工する製材所があり、お酒や暮らしの道具になり、その木が宿の空間にも使われている。実際に巡って泊まってみて、すべてがつながっていることを体感しました。
そして何より、素材を生かした静かな空間がよかった。余計なものや情報がないおかげで「今ここに生きている」ことを実感できたような気がします。
次は紅葉の季節も見てみたいですね。そのときは、今回来られなかった姉も誘って、また家族みんなでMUJI roomと吉野を訪れたいと思っています。
関連するMUJI STAYの施設
