MUJI STAYは“くらし”の概念を再定義することで、宿泊施設や住居のあり方を見直し、ライフスタイルそのものを変革するための試みです。遊休資産等を活用することで都市と地方、国内と海外を問わない複数の居場所を作り、自分らしい“くらし”を送れるようにすることを目指します。
各地に点在する店舗を起点としながら、風土や文化習慣に基づいた地域固有の素材や技術、体験などを取り入れ、訪れる人が新たな地域の魅力を発見できるようにしていきます。またその一方で、どのような地域や生活環境においても、快適に“くらし”の延長線上にいられるような、統一されたデザイン理念をもつ空間と生活用品を提供します。
地域環境や世界とより深くつながり、その地が もつ潜在的な力を地域の方々と共に引き出すことで、だれもが素の姿で楽しめる「地域に溶け込むもうひとつのくらし」を実現させていきます。
地域の「素の価値」を最大限に活かす
5つの視点
① 遊休施設を活かす
空き家・空き施設・未活用の自然など、地域の遊休資源に光をあて、その良さを活かす形で活用する
② くらしの拡張
くらしを支える無印良品の商品やインテリアで、旅先でも日常の価値が活かされた空間
③ 店舗をハブに
全国に展開する無印良品の店舗を、滞在先のフロントデスクのような機能に
④ 地域の雇用を作る
地域の人や働く人の「得意」「スキル」を活かしその地のくらしを伝え、支えるリーダーになってもらう
⑤ 文化風土に光を当てる
その地ならではの食・文化・歴史・風土を感じ、体験できる場を作る
MUJI STAYの宿泊施設
地域文化のショーケース
施設を丸ごと無印良品がプロデュース
MUJI HOTELは無印良品のシンプルで機能的な価値観をもとに、旅先であっても日常生活の延長のような快適さを提供する宿泊施設です。また「地域文化のショーケース」をコンセプトに日本全国の地域文化を集積・発信することで、宿泊者と地域をつなぎます。
地域文化の体感基地
地域の遊休資産を無印良品が
活用・自社で運営
MUJI BASEは、無印良品が提案する地域に根差したくらしの拠点です。「地域文化の体感基地」をコンセプトに、自然と共生しながら、地域の文化や食材を活かした生活を体験することで、訪れる人々に新たなライフスタイルを提案しています。都市から離れた場所での穏やかな日常を体験し、地域の魅力を再発見するための場所となることを目指しています。